【この記事限定!】新規事業が思いつかない本当の原因と対処方法とは

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私が書きました 河上 泰之

「新規事業のアイデアが思いつかなくて助けてほしい」
「新規事業が思いつかない時ってどうすればいいの?」

このようなお悩みをお持ちではありませんか?

新規事業アイデアを生み出すのは、とても難しいですよね。

新規事業が思いつかない理由は、あなたが新規事業を「お金が儲かる仕組みを作ること」以外の視点で捉えているからです。

あなたの中にある、以下のような視点に心当たりはありませんか?

・自分の提案を上司が気に入ってくれるだろうか?
・自分の提案で社長や役員が納得してくれるだろうか?
・自分の提案で社員みんながやる気になるだろうか?

新規事業では、このような視点は必要ありません。

新規事業で重要なのは、「お金を稼げる仕組みを作ること」、これだけです。

新規事業が思いつかないと悩んでいるあなたは、「利益を生むアイデア」ではなくて、「会社、上司に利益が出そうだと認められるアイデア」を追っていないか、まずこの点について自問自答してください。

その上で、あなたがどのような行動をとるべきか、本記事では以下のことについてお伝えしていきます。

本記事でわかること
・新規事業が思いつかない理由は「お金が儲かる仕組み」以外の視点で見ているから
・新規事業で成功するのは、みんな知っているけど振れ幅がとんでもなく大きい話
・新規事業で使える面白いアイデアを発見する方法
・本気で新規事業を成功させたいなら、小手先のテクニックは役に立たない

本記事では、新規事業が思いつかないと感じている人が取るべき行動について、具体的にお伝えしていきます。あなたの現状を大きく変える可能性がある内容です。

ぜひ最後まで読み進めてください。

1.新規事業が思いつかない理由は「お金が儲かる仕組み」以外の視点で考えているから

新規事業がうまくいかない理由は、あなたが新規事業を「お金が儲かる仕組みを作ること」以外の視点で考えているからです。

新規事業で最も重要であり唯一重要なのは、「お金が儲かる仕組みを作ること」これだけです。

にもかかわらず、新規事業が思いつかないと悩んでいるあなたは、

・上司が気に入ってくれるか
・社長や役員が納得してくれるか
・社員みんながやる気になるか

このようなことを気にしているのではないでしょうか。

社長、役員、上司、全員が好きな新規事業アイデアなんてありません。今の時代、全員が好きな推しアイドルがいないのと同じです。全員が好きな飲み物や食べ物もないですよね。それと同じことです。

これが、アイデアが思いつかないと言っていることの根本にあるものです。みんなが好きなアイデアを出そうとするから思いつかないだけのことで、これは、新規事業のアイデアが欲しいわけではなくて、その会社の社長、役員、上司が好きなアイデアが欲しいだけにすぎません。

新規事業とは「お金を儲ける仕組み」のことなので、好きだろうと嫌いだろうと全く関係ないのです。「お金を生むならやったらいい」というだけの話であって、それを「お金を生む」以外の視点で見ているから、新規事業アイデアが思いつかないなどという状況になるのです。

方法論がどうとか、そんなことではなく、そもそも根本にある考え方からして、新規事業が思いつくわけがありません。

「利益を生むアイデア」ではなくて、「会社、上司に利益が出そうだと認められるアイデア」を追っていないか、今一度考えてみてください。

【新規事業を知らない上司の下で新規事業をやると病む】

上司に伝えてみたけれど「ありきたり」「現実的ではない」などと言ってくる上司となんて、新規事業をやってはダメです。

その上司は(言い方が悪いですが)頭が良くないか、やったことがないかの2択です。頭が良くない人には新規事業はできません。

上司がそのようなことを言い始めたら、転職サイトに登録するべきです。嘘でも大袈裟でもなく、これが本当の話です。

厚生労働省の精神障害の労災認定マニュアルに書かれていることですが、新規事業をやれと言われて精神疾患になった事例が、何年にもわたって1番初めに載っています。新規事業は、そんなに簡単なものではない中において、さらに上司が新規事業について知らない人だったらもうやる意味がないので、やめた方がいいです。

今この瞬間に転職を考えた人、転職の可能性を感じた人のために、転職サイトのリンクを貼っておきます(笑)

転職サイト「doda

これは冗談ではなく、本気で言っています。ぎょっとして馬鹿じゃないかと思った人たちは、この単純なロジックが受け入れられないから困っているのです。理不尽に精神を病む前に、ぜひ真剣に検討してください。

2.新規事業で成功するのは「みんな知っているけど振れ幅がとんでもなく大きい」話

新規事業が思いつかないと悩んでいるあなたは、そもそも人間にとっての新規性とは何かを理解できていない可能性があるので、この章ではそのことについてお伝えしていきます。

人間にとっての新規性とは、以下の2種類しかありません。

・見たことも聞いたこともない話
・振れ幅がとんでもなく大きい話

見たことも聞いたこともない話とは、この文字のままの意味です。人間が初めて見るもの、聞くものは、新規性があると言えます。ただし、人間は本当に初めて知ること、見るものに興味を持てないので、新規事業としては向いていません。

一方、振れ幅がとんでもなく大きい話とは、みんながある程度知っていることがベースにある上で、人の想像や概念を大きく上回ったり、大きくずれたりして驚くような話のことです。

例えば、水原一平氏の詐欺事件がありました。詐欺というものはみんなが知っている事象ですが、みんなが驚いたのは、あの事件の金額があまりにも大きすぎたからです。世の中のあらゆる詐欺事件や物語に出てくる金額が、小さく見えてしまいましたよね。それだけ振れ幅が凄すぎて、みんなギョッとしたわけです。

これは人が興味を持つ新規性で、新規事業としては、このようにんなある程度知っているが振れ幅がとんでもなく大きい話が成功します。

人間にとっての新規性はこの2種類しかない中において、「こんなに?」「驚いた!」というような感情が生まれた時に、人の心を掴む事ができます。

【振れ幅が大きい話の成功事例】
ただの水が売上190億!アメリカで爆売れしているリキッド・デス

出典:「Liquid Death」公式サイト

アメリカで話題を呼んでいる「リキッド・デス」という水をご存知ですか?

「リキッド・デス」は、かっこいい缶に入った「ただの水」です。

一般的なミネラルウォーターはペットボトルに入って売られていますが、「リキッド・デス」はただの水をビール缶のようなかっこいい入れ物に入れて販売したところ、「お酒を飲む場で飲んでもダサくない水」として話題になり、大ヒットしました。

その売り上げは驚異的で、2022年には1億3,000万ドル、2023年は2億6,300ドルを達成しています。

特徴的なのは、「味」ではなく「缶のデザイン」にこだわった点です。クラブで飲んでいてもかっこよくて様になるような、水とは想像できない雰囲気が新しく、「水なのにこんなにクールなの?」「こんなにお酒の場にマッチするの?」という振り幅の大きさで大ヒットした事例です。

3.新規事業で使える面白いアイデアを発見する方法

2章では新規性について、「振れ幅がとんでもなく大きい話」が成功することをお伝えしましたが、「面白い話」すなわち「面白いアイデア」に辿り着くにはどうすればいいか?と気になりますよね。

よくやるのが、「編さんする」ということです。
編さんするとは、知っている話を繋げて1つの話になっていくことです。

具体的にお伝えしていきましょう。

例えば、日本はこれから高齢者が増えていって、75歳以上の後期高齢者が爆増します。これはみんなが知っている話です。また、高齢者の中には一定の割合で認知症患者が発生します。これもみんな知っている話でしょう。

つまり、日本には認知症患者が増え続ける未来が待っているということです。高齢者が増えることもわかっているし、認知症患者が増えることもわかっているのですから。

そんな中において、ニッセイ基礎研究所の調査によると、65歳以上の人口がピークになる2040年には、65歳以上の46.3%が認知症となると予測されました。

じゃあ、そうなった時に「モノの売買ってどうするの?」と考え始めるようになる。これが、情報を繋いで作る物語です。

【編さんの例】

後期高齢者が増える
高齢者の中には一定割合認知症が発生する
2024年には65歳以上の46.3%が認知症になる
そうなったとき、物の売買ってどうするの?何か特別な決済システムが必要になるんじゃない?

認知症の人のための決済システムを作ろう

情報を編さんすることで、みんなが知っていたはずの世界に突然「何か」が出てくるわけです。その結果、「その人達のための決済システム作ろう」といった新しいアイデアは全然ありです。46.3%の人が年金をどれぐらい受け取っているのかを考えると、余裕でこの事業が成り立つことが想像できます。

このように、知っている話を繋げていってストーリーを作ることが、編さんです。

人は知っているはずの事がずれた時だけ「面白い」と感じ、初めて話を聞きます。逆に、まったく知らないことに対しては人は興味を示さないので、そうならないように、すでに知っていることを深掘りしたり、編さんしたりすることがすごく大事です。

ぜひ実践してみてください。

<やってみよう!編さんの考え方の例>

●すでにわかっている市場の動き

●ターゲット層のマーケットが明確になる

●裏付けになるエビデンスを集める

●解決するソリューションがない

●この仮説をもとにサービスを作る

【上司に認められるアイデアを出したい時に有効な方法】

「ありきたり」「現実的ではない」などと言う上司の発言を間に受けてはいけないとお伝えしましたが、それでもどうしても社長、役員、上司達が気にいる何かを出したいと思うのなら、以下の方法が有効です。

・雑談する
・インタビューする
・チャットgptを使う

これらを使うと、社長、役員、上司が求めている事がわかります。また、チャットgptに質問すれば、アイデアをたくさん出してくれます。

ただし、事業として成功するかは全く別の話です。

何度も言いますが、新規事業は「お金が儲かる仕組みを作ること」であって、「上司が気に入りそうなアイデアを出すこと」ではありません。

「上司が気に入りそうなアイデア」を出して成功するほど新規事業は甘くないので、肝に銘じてください。

4.本気で事業を成功させたいなら、小手先のテクニックは役に立たない

新規事業系の記事や書籍を見ると、「新規事業アイデア創出法◯選」のような形で、

・バグリスト
・フォーカシング
・TAEのマイセンテンスシート
・エジソン・ノート
・ノンストップ・ライティング
・ランダム刺激
・エクスカーション
・セレンディピティ・カード
・フィンケの曖昧な部品
・KT法-SA(状況分析)

などが紹介されていますが、これらは今のあなたには何の役にも立ちません。

2章で人間にとっての新規性についてお伝えしましたが、「見たことも聞いたこともない話」「振れ幅がとんでもなく大きい話」を、上記の方法で見つけることは難しいからです。

そんなことよりも、まずは「会社、上司に利益が出そうだと認めてもらえるアイデア」を追うのをやめて、その上でいろんなアイデア創出手法を使うのではなく、

・知っている話をちょっとずらして面白い話を探してみる
・そのために深掘りしたり、編纂したりしてみる

をやってみてください。

そうすれば、少なくとも「新規事業が思いつかない」という悩みの渦中から抜け出すことができるはずです。

5.まとめ

本記事では、新規事業が思いつかない原因について、「お金が儲かる仕組みを作ること」ではなく、「会社、上司に利益が出そうだと認めてもらえるアイデア」を出すことに注力しているためであるとお伝えしました。

そして、そのような状況が続くなら転職を考えるべきであり、転職しない場合は上司が望むアイデアを提供するために、チャットGPTなどのツールが有効であることもお伝えしました。

本来でしたら、ここで「困っている方はぜひご相談ください。」と書くのですが、この記事を読んでもその状況を変えようとしない人たちには、私たちにもできる事がありません。なので、絶対に連絡しないでください(笑)。

そのくらい、あなたは無理な環境にいます。意地悪を言っているのではなくて、あなたの心がやられないか、本気で心配しています。