【人気講師が厳選】デザイン思考でおすすめの本6選|実践方法まで

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私が書きました 河上 泰之

「デザイン思考について本で網羅的に把握したい」
「これを読めばOKというようなデザイン思考の本ってない?」

このようなお悩みをお持ちではありませんか?

デザイン思考の基礎知識から実践方法までを、本で理解できたらいいですよね。

本記事では、デザイン思考の専門家で、デザイン思考講座の人気講師であるBeth合同会社代表 河上泰之が、初心者に本当におすすめしたい6冊の本を紹介します。

まず、デザイン思考の全体的な流れ、やり方を理解するために、1番実践的な本としておすすめなのが、以下の本です。

デザイン思考のおすすめ本1:
RUNNING LEAN-リーンキャンバスから始める継続的イノベーションフレームワーク
(著者:Ash Maurya 出版社:オライリー・ジャパン)

デザイン思考の初心者は、まずこの本を読んでください。

「RUNNING LEAN」を読んでデザイン思考の全体像や流れを理解できた人は、続いて以下の5冊の本を読むと、さらに理解を深められます。

・デザイン思考のおすすめ本2:
 UXデザインの教科書
 (著者:安藤昌也 出版社:丸善出版)

・デザイン思考のおすすめ本3:

 誰のためのデザイン?-認知科学者のデザイン原論
 (著者:D.A.ノーマン 出版社:新曜社)

・デザイン思考のおすすめ本4:

 デザイン思考の道具箱-イノベーションを生む会社のつくり方
 (著者:奥出直人 出版社:早川書房)

・デザイン思考のおすすめ本5:

 デザイン科学事典
 (編集:日本デザイン学会/松岡 由幸 出版社:丸善出版)

・デザイン思考のおすすめ本6:

 デザイン思考が世界を変える-イノベーションを導く新しい考え方
 (著者:ティム・ブラウン 出版社:早川書房)

上記の5冊は、あくまでも「RUNNING LEAN」が理解できてからです。

「RUNNING LEAN」で全体的な流れが理解できた上で実際にやってみて、感触が掴めたら、おすすめ本2を読んでください。そうすると一連の流れがわかります。その中で、「そもそもデザインってなんだろう?」や、「なんで問題解決がうまくいかないのだろう?」「お客さんが気に入るアイデアが出ない」という場合は、おすすめ本3を読むと、問題解決とは何かについてわかり、前に進めます。

また、おすすめ本4を読むと、日本人目線でデザイン思考を理解できるので、より理解が深まります。それでもわからないことがある時は、おすすめ本5の事典で調べればなんとかなるでしょう。伝統的なデザイン思考の書籍という意味では、おすすめ本6を読んでください。

ただし本来、初心者は本で学ぶのに向いていません。そのような中においてもデザイン思考を本で学びたいと思うなら、7章でお伝えする注意点と解決方法をよく理解した上で進めてください。

本記事でわかること
・デザイン思考のおすすめ本6選
・デザイン思考の本を実践で学ぶ際の注意点3つと解決方法

初心者がデザイン思考の流れを理解するためにまず読むべき本から、理解を深めるために必要な本まで、段階的に読むべき本を紹介していきます。現段階で本を読んで学べるのか不安がある人は、まず7章から読むのもいいでしょう。自分が本でデザイン思考を理解できるのか、本で学ぶのに向いているかが判断できます。

1.デザイン思考のおすすめ本1:RUNNING LEAN-リーンキャンバスから始める継続的イノベーションフレームワーク

出典:Amazon

【書籍情報】

RUNNING LEAN-リーンキャンバスから始める継続的イノベーションフレームワーク
著者:Ash Maurya
出版社:オライリー・ジャパン
発売日:2023/7/5
ページ数:400ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4814400268
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4814400263

「RUNNING LEAN」は、本記事で紹介している6冊の中で、一番実践的な本です。デザイン思考をどうやって進めていくのか、進め方自体を解説しています。イテレーション(一連の工程を短期間で繰り返す、開発サイクル)を回していくやり方がよく書かれているので、デザイン思考の初心者にもおすすめです。また、リーンキャンバスなども出てくるので、新規事業をきちんと作っていきたい人にもおすすめできます。デザイン思考を正しく理解して、正しく使いこなすために、初めに読むべき欠かせない1冊です。

【おすすめポイント】
・手続き通りに済ませればデザイン思考を実践できる
・「この順番でやれば大丈夫」というのが載っている
・一見小難しいが、初心者には1番優しい1冊

「RUNNING LEAN-リーンキャンバスから始める継続的イノベーションフレームワーク」の購入はこちらから

2.デザイン思考のおすすめ本2:UXデザインの教科書

出典:Amazon

【書籍情報】

UXデザインの教科書
著者:安藤昌也
出版社:丸善出版
発売日:2016/6/1
ページ数:261ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4621300377
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4621300374

デザイン思考の教科書的な本です。優れたUXをデザインするための理論とプロセス、手法に関する知識が解説されているので、デザイン思考の全体的な流れを把握できます。デザイン思考を実務として使うためによくできた本なので、「RUNNING LEAN」を読んでデザイン思考の流れがわかってから読んでください。アカデミックな内容も含んでいますが、「いいものを提供したい」という想いで成り立ってきた学問領域としての背景を理解した上で、より良い実践を行うための教科書になっています。

【おすすめポイント】
・UXデザインについて網羅的に学べる
・「概要」「基礎知識」「プロセス」「手法」の4章で構成されていて、順次読み進めることで体系的にUXデザインの知識を学べる
・UXデザインのプロセスを実務的な現場に導入するための具体的な手法が示されている

「UXデザインの教科書」の購入はこちらから

3.デザイン思考のおすすめ本3:誰のためのデザイン?-認知科学者のデザイン原論

出典:Amazon

【書籍情報】

誰のためのデザイン?-認知科学者のデザイン原論
著者:D.A.ノーマン
出版社:新曜社
発売日:2015/4/23
ページ数:520ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4092534647
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4788514348

この本は、デザイン思考の全体の流れやプロセス、手法について理解した上で、さらに深い話が知りたい人におすすめの1冊です。

デザイン思考では問題を解きますが、この本では問題を解くときの姿勢の話が書かれています。

「そもそもデザインってなんだろう?」
「なんで問題解決がうまくいかないのだろう?」
「お客さんが気に入るアイデアが出ない」

このような悩みが生じた場合は、この本を読むと解決できます。

【おすすめポイント】
・「問題解決とは何か」について書かれている
・「問題を解決するためにはどのようにデザインすればいいのか」という基本的なことについて学べる
・「どうすれば使いやすくなるか?」「どうすれば人の役に立つか」の理論が書かれている

「誰のためのデザイン?-認知科学者のデザイン原論」の購入はこちらから

4.デザイン思考のおすすめ本4:デザイン思考の道具箱-イノベーションを生む会社のつくり方

出典:Amazon

【書籍情報】

デザイン思考の道具箱-イノベーションを生む会社のつくり方
著者:奥出直人
出版社:早川書房
発売日:2013/11/8
ページ数:312ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4150503982
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4150503987

日本の書籍で「デザイン思考」を初めて冠した書籍で、日本人から見たデザイン思考とはどういうことかがよくわかる1冊です。日本国内でデザイン思考がどのように扱われてきたのかについて詳しく書かれていて、1990年くらいの話もあり、日本人目線でデザイン思考を理解できます。

構成は大きく2部に分かれていて、第1部では「なぜ経営にデザイン思考が必要なのか」について語られています。第2部では副題にある「イノベーションを生む会社の作り方」についての内容です。イノベーションを生むプロセスについて、事例と共に書かれています。

【おすすめポイント】
・日本人から見たデザイン思考について理解できる
・GE、P&G、Appleなどの一流企業が成果を上げたノウハウをはじめ、事例が多数挙げられている
・難解な専門用語がほとんど使われていないのでわかりやすい

「デザイン思考の道具箱-イノベーションを生む会社のつくり方」の購入はこちらから

5.デザイン思考のおすすめ本5:デザイン科学事典

出典:Amazon

【書籍情報】

デザイン科学事典
編集:日本デザイン学会/松岡由幸
出版社:丸善出版
発売日:2019/10/29
ページ数:704ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4621303775
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4621303771

デザイン科学の事典として初めて刊行された本で、デザイン思考を進める中でわからないことがあった時に使う辞書的な存在です。ありとあらゆる方法論が載っているので、困ったときにはこれに頼れば大丈夫です。それくらい、細かく色々なやり方が載っています。事典は2部構成で、1部ではデザイン理論(4項目)とデザイン方法論(45項目)、2部ではデザイン方法として分析法(62項目)、発想法(37項目)、評価法(12項目)にわけて掲載されています。

【おすすめポイント】
・理論、方法論から分析、発想、評価法まで、見開き完結で取り上げている
・気になる単語について辞書を引くように活用できる
・デザイン科学の全体像を見渡せる

「デザイン科学事典」の購入はこちらから

6.デザイン思考のおすすめ本6:デザイン思考が世界を変える-イノベーションを導く新しい考え方

出典:Amazon

【書籍情報】

デザイン思考が世界を変える-イノベーションを導く新しい考え方
著者:ティム・ブラウン
出版社:早川書房
発売日:2019/11/20
ページ数:336ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4152098937
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4152098931

最後にご紹介する本は、デザイン思考の伝説的な1冊で、デザイン思考を世界中に広めたIDEOのCEOティム・ブラウンによって書かれた本です。

世の中にデザイン思考の概念を広げた本で、これを読んでいない人は潜りといってもいいでしょう。それくらいの本なので、デザイン思考を使いこなしたい人は読んでおきたいものです。

初版のアップデート版である本書は、刊行10周年を機に内容が刷新したもので、10章までだった初版に11章が加筆されました。Netflixが進めるUXデザイン開発からTwitterの成功事例まで、最新事例を多数盛り込んでいるほか、組織を甦らせる方法や社会問題を解決するための秘策が、経験談とともに明かされています。

【おすすめポイント】
・デザイン思考の概念や全体像が掴める
・デザインとイノベーションの必要性について、具体例を交えて解説している
・デザイン思考の進展と今後の展望を知ることができる

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7.デザイン思考の本で学ぶ際の注意点3つと解決方法

冒頭でお伝えした通り、初心者にとって、本でデザイン思考について学ぶのは向いていません。しかし、ここで紹介した本を指示通り活用すれば、デザイン思考を使いこなすことができるので安心してください。ただしそのためには、把握しておくべき注意点があるので、この章でお伝えしていきます。

注意点1:「初心者でも簡単〜」「漫画でわかる〜」のような本を選んではいけない
注意点2:単に本を読むだけではデザイン思考を使いこなせない
注意点3:ここで紹介した書籍をすべて読む程度のことができないなら、本を読んでデザイン思考を使おうとすることを諦めるべき

注意点と合わせて解決方法やポイントもお伝えしています。本を有効活用して実践で活かすために、最後まで読み進めてください。

7-1.「初心者でも簡単〜」「漫画でわかる〜」のような本を選んではいけない

「初心者でも簡単〜」「漫画でわかる〜」のような本は、デザイン思考を実践で使うのには向いていないので、絶対に読まないでください。一見すると初心者向けのように見えますが、実は初心者には向いていません。

なぜなら、いわゆる初心者向けというのは、抽象度が高くあやふやに書かれているので、その通りやって脱線したときに、どこで脱線したのか、なぜ脱線したのかがわからないからです。

例えば「漫画でわかる〜」のような本は、要点は押さえているものの、詳細は省略していることが多いので、書籍のように情報を網羅しきれていないことがほとんどです。「初心者向け〜」の場合も同様で、初心者がわかるように難しい情報を省いて伝えていて一見わかりやすいのですが、全体像に穴がありすぎて実践で使えません。

本を選ぶときは、初心者向けかどうかではなくて、手続き通りに済ませればいい本を読むべきで、それがおすすめの本で1番最初に紹介した「RUNNING LEAN」です。「RUNNING LEAN」には、この順番でやれば大丈夫というのが載っています。一見小難しいのですが、初心者に1番優しいのがこの本です。

なので、デザイン思考を本で学びたい場合は、初心者向けは買わず、まずは「RUNNING LEAN」を読んで全体像を理解してください。

「このやり方でやれば絶対上手くいく」のような本も、信用してはだめ】

「このやり方でやれば絶対上手くいく」のような本がありますが、信用してはいけません。すごく魅力的ですが、そのやり方の通りにやれば絶対上手くいくのであれば、著者は書籍なんか書かずに、自分でビジネスを作っているはずです。自分で事業をはじめて事業売却を繰り返せば、あっという間に大きな資産が作れます。

そもそも、デザイン思考は基本的には物理的な作業ではないので、「手順通りにやれば絶対上手くいく」とか、「85点くらいにはなる」などはない領域です。

つまり「このやり方でやれば絶対うまくいく」は詐欺なので、引っかからないようにしてください。

7-2.単に本を読むだけではデザイン思考を使いこなせない

本を読んでデザイン思考の全体像を把握したり、手法について学んだりしただけでは、実践で使いこなすことは残念ながらできません。

デザイン思考を使いこなすためには、実務経験が必要だからです。デザイン思考のプロセスの中には、経験がないと判断できない場面がいくつもあります。

例えば、デザイン思考のフレームワークがいくつもありますが、フレームワークの項目は書籍などでわかっても、各項目をどのくらいの粒度で決めればいいかは、経験によって判断するしかありません。そのため、経験がない人がフレームワークを知って使おうとしても、各項目をどれくらいの細かさで議論すべきなのか、粒度がわからないので事実上使えません。

単に本を読んで基礎知識を学んだだけでは実践で活かせないので、当然利益を生み出す製品やサービスを作り出せないことをよく頭に入れておいてください。

【諦めないで!経験がなくても本でデザイン思考を使えるようになる方法はある】

経験がない初心者でも、本を読んでデザイン思考を使いこなす方法があるのでお伝えします。

どうしても本で学び活用したい場合は、「RUNNING LEAN」の本だけを読んで従うのが1番いいです。5〜7回は失敗してもいいと思いながら、「RUNNING LEAN」に従って、とにかくプロジェクトをやり切ってください。

1つのビジネスのアイデア、例えばサッカーチームを作ろう、お肉屋さんをやろう、みたいなレベル感で、全然違うアイデアをやってみると、なんとなくポイントがわかってきます。(つまりそれで経験を積むということです。)「RUNNING LEAN」のやり方を7回程度やると、実践経験がない初心者でもできるようになります。時間がかかるし難しいことを前提として、これが1番有効なやり方です。

7-3.ここで紹介した書籍をすべて読む程度のことができないなら、本を読んでデザイン思考を使おうとすることを諦めるべき

ここで紹介した本すべて、少なくともおすすめ本1からおすすめ本6までを読む程度のことができない人は、そもそもデザイン思考を使うことに向いていないので、デザイン思考を使おうとすること自体を諦めた方がいいです。

デザイン思考を使いこなすためには、相当な量の文字を扱う必要があるので、ここで紹介した書籍の文字数程度も扱うことができない人には、デザイン思考を使いこなせないからです。

例えば、RUNNING LEANの初版では、デザイン思考では30人〜40人にインタビューすると書かれています。人が話すと1時間に30,000文字程度になるので、1人1時間インタビューすると900,000文字から1,200,000文字を扱うことになります。

書籍の文字数は1ページあたり600文字と言われていて、ここで紹介した本の中で1番ページ数が多い「誰のためのデザイン?」は520ページで312,000文字です。「デザイン科学辞典」は必要な部分を読むだけですし、その他の書籍は200〜400ページと文字数はそれほど多くありません。

多くの文字を情報として処理する能力が不可欠なデザイン思考を使いこなそうとする場面において、ここで紹介した6冊の文字数程度も扱うこともできない人は、そもそもデザイン思考に向いていないので、デザイン思考を使おうとすること自体を考え直してください。

【紹介した本を読んだけれど理解できない人もデザイン思考を使うことを諦めて】

ここで紹介した本を全て読んでもなんとかならないのであれば、そもそも日本語の能力が足りていないので、デザイン思考を使いこなせるレベルにありません。書籍を読んでデザイン思考を使いこなせるようになることを諦めてください。動画を見たり、研修に行ったり、耳から情報を得る方が向いています。そもそも初心者には動画や講座などで先生から学ぶことの方が向いているので、この事実を後ろめたく感じることも情けなく思うこともありません。むしろその方が効率的でいい選択です。

7.デザイン思考を本で学ぶのが難しそうと感じたら、耳から学ぶのが断然おすすめ

何かを学ぶとき、読んで学びたい人と、耳から学びたい人の2つに分かれますが、初心者には耳から学ぶ、つまり人から教えてもらうのがおすすめですし、その方が理解しやすいと感じる人が大半です。

その証拠に、学校では本を読むだけで学ぶことはなく、先生が教えてくれます。

学校に先生がいるのは、初めて触れることについて本だけで十分に学ぶことは難しく、耳から学ぶ方が早くてわかりやすいからです。

一方、読んで学ぶのは、中級者以上に向いている学び方です。

なぜかというと、本で学ぶのは1番難しく、効率が悪い学び方だからです。例えるならば、料理をやったことがない人にアイスクリームの天ぷらを作らせるようなもので、難しさでいうと「そりゃ無理だよね」というレベルと言えます。

また、初心者向けなのに実務で役に立つ書籍は、概念的に存在しておらず、実務で役に立つものは、常に中級者向けの内容になります。なので、初心者だけどどうしても本で学びたいという人は、7-2の最後でお伝えしたとおり、「RUNNING LEAN」を何度も読んで、何度もトライするしかありません。

もしあなたがこの記事を読んで、「本でデザイン思考を学ぶのは難しそう」「本を読んで実践まで辿り着く自信がない」と感じたなら、本記事の著者でデザイン思考の専門家である私、河上のオンライン講座「実況解説デザイン思考」講座で学ぶことをおすすめします。

出典:Schoo「実況解説 デザイン思考」

この講座は、デザイン思考を業務で実践したい人、デザイン思考について腹落ちして理解したい人におすすめで、デザイン思考のプロセスについての理解感を深めて、自らの業務でも実践できるようになることをゴールとしています。月額980円(税込)とは思えない内容です。

「実況解説デザイン思考」講座は、Schooのデザイン思考講座の中でも圧倒的な評価を得ていて、お気に入り登録者数が他の講座の7倍以上の大人気講座です。デザイン思考のプロセスについて理解を深め、自ら業務で実践できる内容になっています。

実践的なデザイン思考講座「実況解説 デザイン思考」講座の説明は、下記からご覧いただけます。

「実況解説デザイン思考」はこちら

8.まとめ

本記事では、デザイン思考でおすすめの本を6冊ご紹介しました。紹介した本は、以下の通りです。

RUNNING LEAN-リーンキャンバスから始める継続的イノベーションフレームワーク
(著者:Ash Maurya 出版社:オライリー・ジャパン)

UXデザインの教科書
(著者:安藤昌也 出版社:丸善出版)

・誰のためのデザイン?-認知科学者のデザイン原論

(著者:D.A.ノーマン 出版社:新曜社)

・デザイン思考の道具箱-イノベーションを生む会社のつくり方

(著者:奥出直人 出版社:早川書房)

・デザイン科学事典

(編集:日本デザイン学会/松岡由幸 出版社:丸善出版)

・デザイン思考が世界を変える-イノベーションを導く新しい考え方

(著者:ティム・ブラウン 出版社:早川書房)

初心者が本でデザイン思考を学びたい場合は、まず「RUNNING LEAN」からです。「RUNNING LEAN」を読んで、まずは手順通り実践してください。

無理だと思った場合は躊躇わず、人に教えてもらう方法に切り替えましょう。

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